時間はお金で買えるもの。 [ひとりごと。]
飛行高度を上げて燃費を改善-スターフライヤー、原油高との戦い
(Business Media 誠より)
最近、原油価格が少し落ち着いたみたいで、右肩昇りという状況からは脱したと思うのですが、
まだまだ顧客に対する「燃油サーチャージ」の負担(転嫁)は大きいものがあります。
燃費の良い飛行機を導入したり、リストラ等して、他のコストを減らしてみたりと、
それぞれの航空会社がかなりの企業努力をして、
燃油サーチャージの金額を上げないようにしている(はず。。。)の昨今。
羽田~北九州/関空線を就航しているスターフライヤーでは
通常9000~10000メートルの飛行高度をさらに1000メートルupさせて
11000メートル飛行しているのだとか。
飛行高度が高くなると燃焼効率は下がるそうなのですが、
空気抵抗が減るので実質的には燃費が下がるという計算らしい。
また、スターフライヤーが使用している機材A320-200(エアバス社)の
燃焼効率が良い速度は時速797キロメートルらしく、
今までは時短目的で時速836キロメートルで飛行していたそうですが、
現在は時速828キロメートルで飛行を行っているそうです。
飛行高度を上げる&飛行速度を下げることによって、
所要時間は多少長くなる形になっているとのことですが、
燃油代の負担が増大である今の状況から考えれば「賢い」考えなのかもしれない。
その他にもスターフライヤーではいくつかの企業努力を行っているそうです。
タイトルの「時間はお金で買える」っていう表現は若干語弊があると思うんですけど、
でも、時間を有用に使うためには、多少のお金は消費せざるを得ないんだろうなって
なんとなく考えさせられてしまったのです。
原油価格がもう少し安定してくれば、一番良い話だとは思いますが、
燃費重視で時間は多少掛かっても・・・っていう発想も良いことだなぁと感じました。
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